中村勝広ゼネラルマネジャー(66=GM)が近日中に渡米し、マルコス・マテオ投手(31=パドレス)らを中心に、
さらなるリストアップなども含めた作業を行うもよう。
現状、リストの最上位に上がっていると見られるのがマテオだ。
主軸を務めるゴメスと同じドミニカ共和国出身の豪腕で、10年にはカブスで福留とチームメートにもなっている。
魅力は投球の半分以上を占めると言われている直球。
力強い腕の振りから繰り出される常時150キロ台を計測するファストボールは浮き上がるような軌道を見せ、
おもしろいように空振りを奪う。呉昇桓の「石直球」に負けないウイニングショットと言える。
今季は、パドレス傘下3Aツーソンでクローザーとして22試合に登板し、2勝0敗、防御率・1・86。
奪三振は投球回29を大きく上回る39個で、ここぞの場面で三振を奪える、守護神には欠かせない能力も兼ね備える。
マイナーでの奮闘を評価され6月下旬にメジャー昇格。
11試合に登板して防御率3・38、13回1/3で奪三振16と持ち味を発揮している。
中村GMが現地で直接視察する可能性も高い。
マテオ以外にも、ジャイロ・アセンシオ(ホワイトソックス3A)、ジャンボ・ダイアズ(レッズ)、ジョン・ベラスケス(メッツ3A)ら
速球派右腕を中心にリストアップ。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/07/28/kiji/K20150728010823000.html