神コテから学ぶ #20

20名無しさん@Next2ch:2015/03/20(金) 12:58:23.25 ID:Rl5eLFBp

本来であれば,アーマチュアが振動板を極めて細いドライブロッドを介して駆動しているが,
XBAの場合はドライブロッドが存在せず,振動板を曲げた先にアーマチュアを接着している.
トゥイーターの振動系に無駄な質量増は頂けない.

ポートがあの位置だと4ドライバ以上とした際に綺麗なレイアウトが出来ないが故,
ウーファーを設けるならば大型の物としてドライバ数を減らすべきところを,
1サイズのドライバで賄っているために,XBA-4/40は極めて醜悪.

全ては特許と製造工程を端折るためなのだろうが,
パーパスビルドなドライバと比較すると無駄が多い.

音量変えて歪み率取ってみれば判るけれど,それなりにデカいドライバ載せてたら,
普通の音量ではデュアル以上にしてもあまり意味が無い事が多い.

あっ,わしが書いたんは,飽く迄振幅の大きいウーファーをデュアルにするか否かの話ね.
1way1発ってのも悪かないけど,低域を求めるならば
2way-2~3BA/3way-3~4BAあたりが現実的かなぁという認識.

確かにカスタムIEMは生理的にも構造的にも好きではありません.
カスタムIEMの最大の強みは,ある程度の遮音性と大凡ユニバーサル機では為し得ない快適性の両立であり,次いで音導部の形状や
レイアウトの自由度,最後に多くのドライバを積める事による能率の向上及び歪み率の低減,周波数レンジの拡大が挙げられます.

しかし実のところ,能率はシングルでも余程変則的な組み方をしない限りは十分以上にありますし,BAの弱みである低域の歪み率も
大型ドライバ (Sonionなら33・35・37(TF10Proや535など),KnowlesならCI(W3/UM3系など)/DTEC(W4系など)) を載せれば十分に低いと言える
レベルに抑えられます.(実用域より音圧を上げても/下げても,歪み率は大きく悪化/改善しないので,これ以上積んでも改善は見込めない.)
音導も殆どのカスタムIEMでは特に工夫されて居らず,レンジもユニバーサル機同様20kHzまで音圧を維持する事すら出来ていません.
結局のところ,音質に於ける明確な優位性というのは無いのではないかというのが個人的な見解です.

> この書き方だと最近のユニバの多ドラ化は全否定になるよね
3wayで各帯域に4ドライバ/計12ドライバなんてのは,計6ドライバで十分という認識.更に言うと,高域はふつーの使い方してれば単発で十分.
> 6ドラのJH13proですらFP採用して導管の長短で工夫してる訳で
"導管の長短で工夫してる" と言うのが,回ってしまっている位相に対して,特定のドライバに距離差(群遅延)を与える事で整えているという意味であれば,
それは時間領域でのコヒーレンスを失う事に他ならず,一概に良い事であるとは言えない.
そもそもJHご自慢のFP載せたJH16だって,見るからにスムージングをガッツリ(恐らく1oct)掛けたグラフでも
ヒトの聴覚がそれなりに敏感な250~8kHzに於て45deg回っているわけで,正直言う程良くなくね?とw…
http://www.jhaudio.com/images/Graph_WEB.jpg
> CIEMよりステムの細いユニバーサルではさらに音がごちゃまぜになって耳に届くまでにかき消し合うんだよね?
どんな無茶苦茶な理論だよw
> あと好みの差だろうけど大型で出し切るより小型2基で無理なく出す方がユニットの負担にもならないと思う
ダイアフラムの総面積やバックキャビティ,ヴェントと言ったドライバ次第だが,小型になれば対面積でエッジが長くなるからなぁ…
何れにせよBAは大振幅で歪む傾向があるので, "ある程度" 振幅


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