2018年10月15日13:00 カテゴリ 一般・経済
ラオスダム崩壊、SK建設が利潤増やすために設計変更した疑い
■「1900万ドル節減」内部文書入手
■補助ダムの高さは平均6.5メートル低く施工
7月に崩壊したラオスダムの施工会社であるSK建設が、ダムの形式などの設計変更を通じて過度な利益を得ようとした内部文書が14日、確認された。
実際、今回崩壊したダムを含め、SK建設が担当した補助ダムの高さは、文書に含まれた基本設計図面より平均6.5メートルずつ低くなった。
政府資金も投入された「公的開発援助」(ODA)事業だが、当時国会の予算審議を経ずに支援され、政府がSK建設に無理やり収益を与えた形になったという指摘が出ている。
■「築造材料の変更などで工事費節削減を」 ・・・・・・・・・・・・・・・