とある魔術の禁書目録の御坂美琴を主人公にしたとある科学の超電磁砲のように、サブキャラを主人公にした作品をスピンオフ作品というが、スピンオフ作品ははたして必要なのかと思うことがある。
超電磁砲のように同一舞台・同一時系列作品のばあい、ストーリーがすすむにつれてどうしても元作品と設定に矛盾がでてくるようになる。また、同一時系列だと元作品の焼き直しになる展開もでてきやすい。
また、新作の開発につかわれるべきリソースがスピンオフ作品にうばわれてしまうというデメリットもある。
スピンオフ作品をつくってしまうのはサブキャラを元作品で魅力的に
えがけないといっているようなもの。
結局のところ、スピンオフ作品は出版サイドの楽して儲けたいというスタンスが色濃くあらわれているのではないだろうか。