【給餌】
購入直後は餌やりを控え、次の日から給餌開始。
ベタ専用の人工飼料が各社から発売されており、1日5粒程度が目安。
赤虫なら2、3匹程度でおk。人口飼料など消化しにくい餌は便秘になりやすい。
与えすぎは水質悪化や糞詰まり等の悪影響があるため控えよう。
基本的に、環境に慣れればいつでもクレクレします。管理するのは飼い主です。
【フレアリング】
15分/日 程度まで。
ヒレの美しさを楽しむためだけでなく、ヒレの癒着を防ぐ事にもなります。
(癒着したヒレの復活は非常に難しいです。)
ただし、長時間のフレアリングは体力を消耗させます。鏡の回収忘れに注意!
【病気など】
よく報告されるのは、ヒレ裂け、ヒレ溶け(ヒレ腐れ)、白点病、コショウ病、腹水病、松かさ病。
これらは、初期であれば比較的簡単に治る。
転覆やポップアイ等の報告もあり。
水質の悪化や低温による体力低下をきっかけに発症する事が多い。
常備薬として、グリーンFゴールドや、ニューグリーンFなどがあると多少安心。
病気でなくとも、導入時のトリートメントにも使用出来る。
ただしヒレの避けや溶けなどは病気ではなくストレスや栄養失調の場合が多々あります。
この場合はストレスのない環境にし、よく食べることで治ります。
【混泳について】
『 闘 魚 』とも呼ばれる魚です。
雌雄に限らず、ベタは“ 単 独 飼 育 ”が基本です。
オス同士は 特 に 縄張り意識や闘争心の強い個体が多く、どちらかが命を落とすまで
戦い続ける事も多々あります。
オスメスのペアや、メス同士の複数飼いにおいても、同様の事が言えます。
他種との混泳についても個体差が大きく反映されるとはいえ、肉食性が強いため
ベタより小さい魚やエビ、特に 稚 魚 や 稚 蝦 は お い し い オ ヤ ツ です。
ベタと同等、又は多少大きいサイズでも、尾ひれがひらひらしている魚種はベタに攻撃されやすく、
殻が柔らかいタイプの貝(スネールと呼ばれる類の貝やラムズ等)も食べる。との報告もあります。
複数飼い、混泳可能との実例報告も勿論ありますが、「可能である」とは言い難く、
複数飼いや混泳を試す場合は‘最悪の場合’を想定し、隔離箱や隔離水槽を予め準備した上、
“自己判断・自己責任”で。
【繁殖について】
ペアリングは、成熟したからといって必ず成功する物ではありません。
失敗して最悪の場合、どちらかが命を落とす可能性がおおいにあります。
稚魚の餌等、世話をするための設備を必ず用意してから繁殖に取りかかってください。
成長したあとは責任を持って面倒を見るか、里親さんを探してください。
上記をよく考慮した上で、責任を持って繁殖に挑んでください。