シューティングゲームには「池田恒基」氏の力が必要で、他社へ移るようなことは決してない
2019/09/02 06:00
2019/08/27に、四谷区民センター(東京・新宿区内藤町)で開催された<ケイブ>の株主総会に行ってまいりました。本日はこれについてのご報告。
定刻11時に株主総会がスタート。監査法人の監査報告が行われた後、業績などの報告事項は映像とナレーション、取締役(監査等委員会である取締役を除く)3名選任の件などの決議事項は、社長が口頭で説明。
岡本吉起氏と大出悠史氏の二名は多忙のため欠席。
そして質疑応答。
Q:監査等委員である取締役が株を保有して大丈夫なのか?
A:ルールの範囲内で持ってもらっているので何も問題ない。
Q:ゲームが面白くない理由
A:主力の『ゴシックは魔法乙女(ごまおつ)』は4周年を迎え堅調たが、ユーザーの需要を十分把握していない案件がここ2、3件続いている。これからは、ユーザーニーズをきちんと捉え、ユーザーの響くコンテンツを創出していく。
Q:マルチデバイスへの対応
A:売上を広げていくにはマルチデバイスへの対応は必須。ゲームのアーカイブも考えている。
Q:IPゲームや受託開発の件
A:開発力を高める意味では必要だと考えている。
Q:ゲーム事業と非ゲーム事業の割合
A:非ゲーム事業として具体的に何がいいかまだ考えていない。だが、将来的には1:1の割合に持っていきたい。
Q:開発状況
A:今年中にリリースするのは難しい。今年中に着手予定の案件が何件かある。サービス開始は来年あるいは来期以降になる。
Q:『究極タイガー』の続編のタイトルを『絶頂』にしてはどうか?
A:ご意見として頂戴する。
Q:シューティングゲームをないがしろにして欲しくない
A:ご意見として頂戴する。
Q:今回、退任者が取締役候補にならなかった理由
A:個人的な都合や、事業の発展・効率性を踏まえた結果。
Q:eスポーツとクレーンゲームの進捗状況
A:サービス開始日は決まっていないが、研究・開発は進んでいる。
Q:退任する池田恒基氏の件
A:開発に注力するため現場に専念。シューティングゲームには池田恒基氏の力が必要で、他社へ移るようなことは決してない。
Q:池田恒基氏からひとこと
A:取締役として業績に貢献できなく申し訳ない。現場が自分の力を出せる場所で、ゲーム作りに専念したい。
Q:使用人が30名減少した理由
A:『三極ジャスティス』のサービス終了に伴うもの。
Q:最近、『ゴシックは魔法乙女(ごまおつ)』の不具合が多い件
A:誠に申し訳ない。
ミスが出ないように対応するものの、チェック漏れが出てミスが連発する始末。運営効率を考えながら、ミスが出るごとに、システマティックに対応していく。
Q:第4号議案、第5号議案で、報酬設定が2000年と同じなのはおかしくね?
A:未上場時に決議したもので、常識の範囲内の報酬で問題ない。
質疑応答が終わり、決議事項の採決が行なわれ、株主総会が終了。