屋久島の地元の小中学校では遊泳禁止にされている川で大学生が溺れた事故で遺族が九大などに対し計9000万円余の損害賠償を求め訴える
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/5015063701.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
おととし、九州大学の男子学生が、大学の野外講義で訪れた鹿児島県の屋久島で、 川で溺れて死亡したことについて学生の両親が、大学などに対し あわせて9000万円余りの損害賠償を求める訴えを福岡地方裁判所に起こしました。
おととし9月、九州大学1年だった19歳の男子学生が、大学の野外講義で屋久島を訪れた際、 授業のプログラムとして川で泳いでいて溺れ死亡しました。
これについて、学生の両親は、 「大学と、野外授業に同行した教授が安全に配慮する義務を怠ったために事故が起きた」 として、あわせて9000万円余りの損害賠償を求める訴えを福岡地方裁判所に起こしました。
訴えのなかで両親は、 「地元の小中学校が遊泳禁止としている川なのに、危険性を十分に調べず、 大学の指針に反してライフジャケットを着用させていなかった」 と主張しています。
訴えについて、九州大学では、「訴状が届いたら、適切に対応させて頂きます」と話しています。