フジテレビ系列局で11億円の所得隠し指摘…CM架空発注などの裏金、接待費に ID:nJjn3LD3

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2025/06/03(火) 12:25:27.14 ID:nJjn3LD3

 フジテレビ系列の「NST新潟総合テレビ」(新潟市中央区)が、関東信越国税局から2024年3月期までの6年間で、計約11億円の所得隠しを指摘されていたことが関係者の話でわかった。同国税局は、NSTが実際にはCMを作っていないにもかかわらず、CM制作費として架空の経費を計上するなどしていたと認定。重加算税を含め法人税計約4億円を追徴課税したとみられる。

 民放テレビ局がCM制作を巡って国税当局から不正を指摘されるのは極めて異例。NSTは、架空の経費計上で捻出した「裏金」を複数の広告会社側への接待などに充てていたといい、不適切な経理が常態化していた可能性がある。

 テレビ局は一般的に、広告会社を通じてスポンサー企業から広告料を受領し、CM枠を提供しているが、テレビ局が自らCM制作に関与することもある。関係者によると、NSTは自局で放送するCMを制作するとして、取引がある複数の制作会社に外注費(制作委託料)を支払い、経費計上していた。

 しかし、同国税局が調査したところ、実際にはスポンサーが存在せず放送予定もないCMの制作費を装ったり、スポンサーがいるCMでも外注費を水増ししたりしていたことが判明。同国税局は、こうした架空や水増しの外注費の計上で所得を圧縮していたと判断、仮装・ 隠蔽 を伴う悪質な所得隠しにあたるとして重加算税を課したとみられる。

 NSTは、架空の外注費や水増しした分を制作会社からバックさせた上で、広告会社側への接待費などに充てる裏金として使っていたという。テレビ局にとって広告会社はスポンサー獲得には欠かせない存在で、NSTは営業活動の一環として接待を重ねることで、確実にCM収入を得る目的があったとみられる。

 NSTは1968年3月に設立され、同12月に放送を開始した。フジテレビの親会社「フジ・メディア・ホールディングス」が筆頭株主で、3分の1超の株式を保有する。民間の信用調査会社によると、2024年3月期の売り上げは67億4930万円。

 NSTは読売新聞の取材に対し、「税務調査を受け、一部見解の相違もあったが、税務当局の修正申告の指導に従い、納税を済ませた」と回答。その上で、「経営責任に 鑑 み、常勤役員は報酬の一部を減額した」と明らかにし、「弁護士、社会保険労務士を入れての社内調査を実施し再発防止策を講じており、引き続きコンプライアンスの徹底に努める」としている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250602-OYT1T50296/
2025/06/03 05:00 読売新聞


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