Google翻訳には秘密の特別版があるのか?
(一部抜粋)
Googleがweb storeで使っている内部ツールは、公開されているオンラインツールより、いくつかの点で優れているようだ。これは自動翻訳を使う全員が注目すべきことである。
固有名詞の判定。Google翻訳は、ゲーム名(Parking Panic)を、同じ意味の用語(例えば、スペイン語では"Aparcamiento pánico")に、間違えて翻訳してしまっている。まあ、例えば読者がAppleであったとしたら、ブランド名を"Manzana"(フランス語で果物のりんごの意)に翻訳されたくはないだろうし、この場合もそうだろう。
文法の性の判定。これもGoogle翻訳の問題だが、内部ツールには存在しない問題だ。ゲーム説明のヘブライ語翻訳は、「彼女は素晴らしいゲームだ」となるが、内部ツールは、ヘブライ語における文法の性を認識して、よりマシな「これは素晴らしいゲームだ」とする。
綴り間違い。Microsoft Wordは、内部ツールの翻訳に綴り間違いを一つしか発見しなかったが、公開ツールでは、二つの綴り間違いを発見した。
流暢性。内部ツールは、他にもいくつかの点で、公開ツールよりよい判断をしている。スペイン語とヘブライ語への翻訳では、みたところ、スペイン語翻訳は公開版でも良いのだが、ヘブライ翻訳は、内部ツールでようやくかろうじて読めるレベルになる。
なぜGoogleは持てる最高の技術を公開しないのか?
筆者の推測では、Gogoleは検出できないSPAMがあふれかえるのをおそれているのではないか。何にせよ、AndroidやChrome storeで公開できるほどであるとおもうならば、なぜGoogle翻訳で使えるようにしないのか。Google君、君の規約は我々を縛るが、その縛りはマウンテンビューにはないとみえるね。
https://cpplover.blogspot.com/2014/05/google.html