地上波4K放送に向けた標準規格、ARIBで承認。オブジェクトベース音響やスクランブル対応
地上波による4K放送の実現を目指して、NHK放送技術研究所が中心となって研究開発を進めてきた次世代の地上テレビジョン放送方式(地上放送高度化方式)の標準規格が3月、一般社団法人電波産業会(ARIB)で承認された。
放送方式とは、電波の有効利用を目的として、その技術基準が省令・告示として定められるとともに、その実施に必要となる無線設備の標準的な仕様などがARIBの標準規格として規定されるもの。
地上放送高度化方式は、地上波による4K放送の実現を目指して検討されてきたもので、総務大臣の諮問機関である情報通信審議会での審議を経て、2024年5月に省令・告示が改正されていた。改正を受けて進められたARIBでの各種会合には、NHK放送技術研究所のメンバーが参加し、標準規格の策定に貢献したという。
策定された標準規格は、主に以下の5つの技術分野に分かれている。これらの技術が標準規格として規定されたことで、地上波で4K放送を実現するための基本的な準備が整ったことになる。
以下ソース
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/2006740.html
山崎健太郎 2025年4月15日 11:07 | AV Watch