ダライ・ラマ、少年に「私の舌を吸って」 映像が拡散し謝罪
https://news.yahoo.co.jp/articles/c392e84b42d5f59fb9b7f5fb074fbaf1ba9caaf8
チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(87)は、公共の集会で少年に対して舌を出し、吸うよう求める映像が拡散したことを受け、4月10日に謝罪した。ツイッターに投稿された声明によると、ダライ・ラマは「無邪気に遊び心で人々をからかうことが多い」といい、この件を後悔しているという。
チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(87)は、少年の前で舌を出し、吸うよう求める姿が撮影された映像に関し謝罪した。
ロイターはその瞬間の映像を入手することはできなかったが、この映像はその前の2人のやりとりを示している。
ダライ・ラマのツイッターにはこのような声明が投稿された。
「最近の集会で、少年がダライ・ラマにハグを求めた。この際の模様を映した動画が拡散されている。
ダライ・ラマは、自らの言葉で傷つけた可能性があることについて、少年とその家族、世界中の多くの友人らに謝罪を望んでいる」
声明によるとダライ・ラマは「よく無邪気に人をからかう」といい、「この件を後悔している」という。
映像にはダライ・ラマが、拍手と笑いに包まれた聴衆の前で少年に唇をつつくような仕草をし、男性が携帯電話で撮影している様子も。
ダライ・ラマ14世は1959年、中国政府の弾圧を逃れてインドに亡命。現在、インド北部ダラムサラの寺院に隣接する屋敷に住んでいる。