「国や郷土を愛する態度」が不十分 教科書検定で意見相次ぐ マスク着用めぐり写真差し替えも
https://news.yahoo.co.jp/articles/30c3e16a0866f24514e457bb581d4de6a995f3bc
来年から小学校などで使われる教科書について、文部科学省はきょう、検定結果を公表しました。検定では「国や郷土を愛する態度」が不十分との意見が前回から大幅に増えました。
検定結果が公表されたのは、来年4月から小学校と高校の主に高学年で使われる教科書です。
小学校の道徳の教科書では「伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度」について「不十分」との検定意見が前回の2件から13件に大幅に増えました。
指摘を受け、小学校の道徳の教科書では「郷土のほこり」を「国や郷土のほこり」とするなどの修正が行われました。
マスクの着用についても意見がつけられ、体育の授業などで運動中にもかかわらずマスクをつけている写真はマスクのない写真に、調理実習などの写真ではきちんと鼻までマスクで覆う写真に差し替えられました。