第6管区海上保安本部(広島)などの合同捜査本部は25日、香川県と兵庫県の沖合で昨年11月、海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちはや」から不要になった塗料缶など計41個を不法投棄したとして、海洋汚染防止法違反の疑いで、羽熊博幸海曹長(52)=広島県呉市=ら自衛官3人を高松区検に書類送検した。
書類送検容疑は昨年11月19日未明と同23日深夜、それぞれ香川県小豆島の南東海域と兵庫県淡路島の西方海域で、塗料やニス、グリースが入った缶や容器計41個を不法投棄した疑い。
缶や容器には中身が入ったままだった。3人は「不要になったので投棄した」と容疑を認めている。
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