人種差別を告発し、戦争の悲惨さを伝える名作として世界中で読まれ続けている「アンネの日記」が出版されてことしで75年になります。この日記を題材にしたアニメーション映画が新たに製作され、来月、公開されることになりました。
「アンネの日記」は第2次世界大戦中にナチス・ドイツによるユダヤ人への迫害から逃れてオランダの「隠れ家」で暮らした少女、アンネ・フランクが遺した日記を基に家族で唯一生き残った父親の手でまとめられました。
日記が出版されてことしで75年となるのをきっかけに、イスラエルのアリ・フォルマン監督が新たに製作したアニメーション映画「アンネ・フランクと旅する日記」が来月11日から日本でも公開されることになりました。
この映画はアンネが日記の中で空想上の友達として記した「キティー」を主人公に、ユダヤ人への迫害や戦争がもたらす悲惨さ、そして現代でも続く難民への差別などについて描いています。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220216/k10013485371000.html