北欧のノルウェーで、男が通行人などを次々と弓矢で襲い、これまでに5人が死亡しました。
警察は男を拘束し、テロの可能性も含め動機などについて調べています。
ノルウェーの警察などによりますと、首都オスロの南西にあるコングスベルグで13日夜、男が弓矢を使って通行人を襲っているという複数の通報が寄せられました。
男は駆けつけた警察官に拘束されましたが、これまでに5人が死亡、2人がけがをしました。
警察の発表によりますと、男は単独で行動したとみられ、市内を歩き回りながら弓矢で次々と人を襲ったということです。
警察はテロの可能性も含めて、動機などについて調べています。
ノルウェーでは通常、警察官は武装していませんが、今回の事件を受け、当局は全国の警察官に対し銃などの携行を命じたということです。
地元メディアなどは、10年前の2011年にオスロと郊外で男が銃を乱射するなどして70人以上が殺害された時以来、最悪の事件だと伝えています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211014/k10013306581000.html