ネトウヨ的発言に簡単に毒され、ヘイトを広げるのは“普通の人” ID:G80e4QWC

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2021/07/13(火) 15:37:53.78 ID:G80e4QWC

(一部抜粋)
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「匿名の悪意」の被害はもう止められないのか? ネットに吹き荒れる誹謗中傷、国民を見殺しにする政府や権力者、強気を助け弱気を挫くメディアの病巣、日本の歪な現実の病巣を、いまもっとも硬派な論客、青木理氏(ジャーナリスト)と安田浩一氏(ノンフィクションライター)が語り尽くした+α新書『この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体』から、短期集中連載! 
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シンパシーを感じ、毒されていく

 青木 僕も刑事司法分野は長く取材してきましたから、あの本は発売直後に読みました。取材に安田さんが関わっていたというのは知らなかったけれど、正直言って内容的には若干の違和感も覚えたんです。その違和感がなにかといえば、裁判官や刑事司法システムに対する根源的な問いかけというより、要はエリート裁判官批判のレベルにとどまっていた。

 安田 まったくそのとおりです。あれはエリート裁判官批判の本でしたね。僕はそのときは、偉そうな奴を叩けるならいいやと思って、全人格的に入れ込んだわけではないけれど、取材班の一員として関わったんです。少年犯罪に対してひどい判決を出した裁判官がいて、僕はその少年犯罪を別の角度から取材したことがあったので、裁判官がおかしいという思いもあった。その取材のときに僕が接していた門田さんは、いまのような感じではなかったんだけど。

 青木 僕はSNSをやらないし、あまり見ないから知らないけど、SNS上などで威勢のいいネトウヨ界隈には熱心な支持者もいるらしい。ただ、ああいう極端なネトウヨ的言説が現実社会に果たしてどれくらいの影響力というか、広がりを持っているのか、僕には実感としてよくわからないんです。

 安田 そう、影響力は持たないんだけど、ただ空気感みたいなものって一定のシンパシーを集めるから、それが怖い。

 ネトウヨってゴキブリとは逆に、100人くらいの規模に見えても実質は1人しかいないとか言われていて、あいちトリエンナーレの反対運動も大きく見せかけているだけの部分も多いと思うのです。ただ看過できないのは、たとえ小さな運動であっても、そこで毒されたりシンパシーを感じたりする人が少しずつ増えてしまうということです。一般の人が、ネトウヨの発想やスキルを学んでしまうわけです。

山手線の一両に一人はいる

 青木 安田さんがどこかで指摘されていましたよね。「在特会(在日特権を許さない市民の会)」を主導した桜井誠が都知事選に出馬して18万票近く獲得したのも、その程度かと捉えることもできるけれど、都内の有権者総数から逆算すると決して侮れないと。有権者の約60人に1人、つまり山手線の一両が満席ならそのうち1人が投票したことになるって。

 安田 僕は侮れない事態だと思っています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8ea8fc93fb6019680647f857fc416ec10d0c9748
7/10(土) 7:01配信 1142 現代ビジネス


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