先月、東京・八王子市でアパートの階段が突然崩れ落ち、住民の女性が死亡した事故から1か月がたちました。このアパートを施工した会社の元社員が、日本テレビの取材に応じ、日常的にずさんな施工が行われていたその実態を明かしました。
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則武地所・元社員「早く仕上げるがメインだったんで、品質とかを無視した施工でしたね。階段に関する不具合は、1か月に1回くらいは聞いていましたね」
私たちの取材にこう話したのは、「則武地所(のりたけじしょ)」の元社員。
先月、東京・八王子市のアパートで階段が崩れ落ち、住人の大手里美さん(58)が死亡した事故。崩れ落ちた階段は、一部が腐食。そのアパートの施工を担当したのが、「則武地所」でした。
元社員が語ったのは、日常的なずさんな施工の実態です。
則武地所・元社員「階段に関しては、素人がやっているような階段をかけているな、と日頃思っていました。溶接であったり、ところどころしか溶接をつけないんで。ぬれていても関係なしに防水をかけるであったり」
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https://www.news24.jp/articles/2021/05/19/07874948.html