26日の衆院予算委員会では、政府のコロナ対応について野党委員が集中的に質問した。立憲民主党の大西健介氏はコロナ禍となって約1年経つことから、政府が昨年支給した一律10万円の特別定額給付金のような「個人への現金給付」を再び実施するかどうかを質問した。
菅義偉首相は「特別定額給付金を再び支給する考えはありません」と否定した。大西氏は昨年のような一律給付ではなく、対象を生活困窮者らに絞って支給する考えもないか尋ねた。首相は、無利子で生活費を貸し付ける「緊急小口資金」などの支援制度があることを挙げ、「特別定額給付金を再び支給することは考えておりません」と重ねて否定した。
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生活困窮者に金貸しだそうです