政府は海外との段階的な往来再開に向け、入国時に空港で行うPCR検査の能力を9月中に1日当たり1万人規模に増強する方針を固めた。中国や韓国、台湾など10か国・地域とは今月中旬にも新たに協議を始め、往来の規模などを調整する。
空港の1日当たりの検査能力は現在、2300人にとどまっているが、8月中に民間委託を増やすなどして4000人に拡大する。9月には、羽田、成田、関西の3空港周辺にPCR検査センターを設置することで6000人を追加し、計1万人規模とする方向だ。
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