福島県福島市で新型コロナウイルスの新たな感染者が確認された。東京から訪れた友人から感染した可能性が高いと見られている。
新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは福島大学に通う福島市の20代の女子大学生。
女子大学生は6月13日からの3日間に、東京から訪れた女性などと行動を共にしていて、福島市保健所によると女性には微熱や喉の痛みなどの症状があったという。
女性は女子大学生が住むアパートに2泊していて、保健所は「女性から感染した疑いが強い」としている。
福島市保健所・所長:「流行地域あるいは感染者が多く出ている地域との行き来が解禁されたとしても症状のある方との接触については注意がいるんではないかと」
女子大学生は発熱の症状が出た6月16日とその前日に、福島市内の居酒屋でアルバイトをしていましたが、接客をする時にはマスクを着けていたという。
東京から訪れた女性など2人が濃厚接触者に該当すると判断され、保健所がPCR検査などを行うことにしている。
感染が確認された女子大学生の症状は軽く、福島県内の医療機関に入院して治療を受けている。
《福島県内での感染確認は5月から41日ぶり》
女子学生は6月14日に東京から来た友人で会社員の女性など2人と一緒に電車で県外に買い物に出かけた。
この友人の女性は前日の13日から福島県に来ていて微熱や喉の痛みなどの症状があった。
女子学生は発熱の症状が確認された6月16日とその前日に、福島市内の居酒屋でアルバイトをしていたが、接客時にマスクを着用していて利用客に濃厚接触者はいないとみられている。
https://www.fnn.jp/articles/-/54116