https://ichef.bbci.co.uk/news/950/cpsprodpb/B6C5/production/_103898764_gettyimages-110277232.jpg
米児童番組「セサミストリート」で長年にわたりビッグバードやオスカー・ザ・グラウチを演じた人形遣いのキャロル・スピニーさんが8日、米コネチカットの自宅で亡くなった。85歳だった。
番組製作会社セサミ・ワークショップの発表によると、スピニーさんは筋肉の動きに異常が出るジストニアを長年患っていた。
「セサミストリート」が1969年に放送を開始して以来、無邪気な黄色い大きな鳥、ビッグバードと、ごみの缶に住むしかめっつらで気難しいオスカー・ザ・グラウチを演じ続けたスピニーさんは昨年、84歳で引退していた。
「キャロルは芸術の天才で、その優しい愛情あふれる世界観は、1969年の最初期から50年にわたりセサミストリートを形作って、番組のあり方を決定してきました。セサミ・ワークショップと、世の中の文化を織り成すものに彼が残してくれた業績は、決して終わりません」と、セサミ・ワークショップはスピニーさんをたたえた。
番組のツイッター公式アカウントは、ビッグバードと写るスピニーさんの遺影と共に、「セサミストリートの愛されるキャラクター、ビッグバードとオスカー・ザ・グラウチを演じた伝説的な人形師、キャロル・スピニーが本日、2019年12月8日にコネチカットの自宅で亡くなりました。85歳でした。ジストニアをしばらく患っていました」とツイートした。
セサミ・ワークショップの共同創設者、ジョーン・ガンツ・クーニーさんは、「彼の天才さと才能のおかげで、ビッグバードは世界で最も愛される黄色い羽根のお友達になりました」としのんだ。
スピニーさんは生前、「セサミストリート」が自分の人生にとっていかに大事かを口にしていた。
「『セサミストリート』に来る前は、自分のすることが大事だとは思えなかった」、「ビッグバードのおかげで自分の目的を見つけることができた」とスピニーさんは語っていた。
続きはソースで
セサミストリートの人形遣いスピニーさん死去 ビッグバードやオスカーに命吹き込む - BBCニュース
https://www.bbc.com/japanese/50708938