兵庫県が「想定し得る最大規模の高潮」による神戸市内での浸水想定区域図を発表したことに対し、同市の久元喜造市長が自身のツイッター上で「何を根拠にこんなことを言うのか、県にはしっかりとした説明責任が求められる」と苦言を呈した。
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県が4日に公表した高潮浸水想定区域図は、2015年の水防法改正に伴い「想定し得る最悪のケース」の高潮被害を予測。同市内で「3メートル以上5メートル以下」の浸水となる地域は、住宅地も含め約2・8平方キロに及ぶとした。
これに対し、久元市長はツイッターで「あらゆる想定は必要で、高潮には万全の態勢で臨む必要があるが、心配する市民も多いだろう」と指摘。想定の前提や、根拠についての丁寧な説明を求めた。
神戸新聞NEXT|総合|兵庫県の浸水想定 「何を根拠にこんなことを」神戸市長がツイッターで苦言
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