元民主党議員2名の自民党入り、二階氏主導とされがちだが実は、裏で舞台回しをしているのが菅義偉官房長官であることは、あまり知られていない。
細野氏は二階氏に先立って菅氏に相談。菅氏の「党のことは二階さんに言った方がいい」との助言通りに動いた。鷲尾氏も同じで、菅氏は二階氏への相談を促した上で「3月中に自民党入りできるようにする」と確約、その通りになった。
鷲尾氏は二階派や麻生派からの誘いを断り、しばらくは無派閥で、将来的には“菅派”で活動したいと周囲に明かしている。
菅氏の影響力は党内外に広がりを見せている。自らに近い無所属の若手をしばしば食事に誘い、資金援助も惜しまない。
さらに「40人超を抱える二階派だが、二階氏の後継者がいない。そこで、菅氏に禅譲か? との見方が出ている。“菅派”を足せば一気に70人規模の大派閥の領袖。ポスト安倍の可能性が出てくる」(政治部デスク)という。
●勢力を拡大する菅氏への警戒
勢力を拡大する菅氏に、安倍首相周辺は警戒感を強めている。
ポスト安倍候補の体たらくが続けば、現世利益にありつこうと菅氏に近づく勢力は、さらに増えそうだ。
https://bunshun.jp/articles/-/11266
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