バーチャルYouTuberの「キズナアイ」が、NHKの特設サイトに登場したことをめぐってネット上で激論になっている。
「キズナアイ」は、AIを自称する3Dアニメの少女。2016年からYouTubeで活動しており、チャンネル登録者数は10月4日現在、333万人を超えている。架空のキャラクターがYouTuberとして活動する「バーチャルYouTuber」の草分け的な存在で、若者を中心にして突出した人気を誇っている。
キズナアイが登場したのは、NHKの特設サイト「まるわかりノーベル賞2018」だ。ノーベル賞で注目されている分野について、液晶モニターの中にいるキズナアイが専門家の話を聞くという内容になっている。
この特設サイトをめぐって激論になったのは、弁護士の太田啓子さんが10月2日にTwitterに投稿したことがきっかけだった。
太田さんは特設サイトのイラストを引用した上で、「NHKノーベル賞解説サイトでこのイラストを使う感覚を疑う」として、「女性の体はしばしばこの社会では性的に強調した描写(を)されアイキャッチの具にされるがよりによってNHKのサイトでやめて」と訴えた。
つづき
https://www.huffingtonpost.jp/2018/10/03/kizuna-ai-nhk_a_23550314/