今年のノーベル平和賞について、イギリスの大手ブックメーカーの予想は、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の2人が一番人気となっていて、アメリカのトランプ大統領がそれに続いています。
さまざまな賭け事が盛んなイギリスでは、政府公認のブックメーカーの1つで大手の「ラドブロークス」が、ことしのノーベル平和賞の受賞者を予想しています。
28日時点で最も人気を集めているのは、27日に南北首脳会談を行った韓国のムン・ジェイン大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長で、倍率は1.67倍と2番以下を大きく引き離しています。
2人同時に受賞する可能性が最も高いと予想されており、会談に対する関心の高さが表れた形です。
また、2人に続いて、史上初の米朝首脳会談を行う見通しのアメリカのトランプ大統領が、UNHCR=国連難民高等弁務官事務所と並んで11倍の倍率となっています。
ノーベル平和賞は、2000年に史上初の南北首脳会談を実現させた韓国のキム・デジュン(金大中)元大統領が受賞しましたが、もう一方の当事者である北朝鮮のキム・ジョンイル(金正日)総書記は受賞しませんでした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180429/k10011422621000.html
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