この加計学園の獣医学部については、八月二十三日、民放のニュースで設計図の図面が公開された。
その図面の中にはこのBSL3の実験室、別の言い方でP3というそうですけれども、本来はきちんと
ほかのスペースと隔離されていなければならない。
けれども、加計学園では研究生が学ぶ共用スペースの隣にある。
今治市民の間では、この安全性、本当に大丈夫なのかという不安の声が上がったと聞きます。
実は、設置審査会、設置審査会もこの点を気にしています。九月に加計学園から設置審査会側に出された、
面接審査への対応を記載した書類(九月)という文書、これ配付資料としてお配りしています。
資料の一。囲いがしてある部分が学園側の回答でございます。
読みます。本獣医学部に設置されるBSL3施設は、獣医学教育病院に来院する動物や野生動物などの
検体がBSL3の病原体に汚染されている可能性のある場合のリスクを考えて設置しているものである。
したがって、病原体分離のための施設で、その使用目的はインビトロでの細菌、真菌、ウイルス等の分離・同定である。
http://blogos.com/article/265203/?p=2