ロシア代表のチームドクターを務めるエドワルド・ベズグロフ(Eduard Bezuglov)氏によれば、それだけの寒さの中でピッチへ出れば、気管支炎にかかったり重篤化する恐れもあるという。
ベズグロフ氏は「氷点下15度や20度での試合はもはやサッカーとは呼べません。完全に別のスポーツです」と話している。
ハバロフスクに所属するアルゼンチン出身のアレハンドロ・バルバロ(Alejandro Barbaro)は、ロシアで冬にプレーするのはかなり衝撃的な体験だと話している。
バルバロは国内の大手サッカーチャンネルで「簡単じゃない。まったくもってね。試合の最後の10分は手足の感覚がなくなる」と明かしている。
ロコモティフのユーリー・ショミン(Yury Syomin)監督も「あのとんでもない寒さの中でプレーしたことで、CSKAは故障者を2人出した。われわれには、選手が全力を出すことができ、健康を損なわない環境をつくらなくてはならない。
元選手として、受け入れられることではない」と話し、選手の体を犠牲にしてまで試合を開催するのにはあまり乗り気でない様子をうかがわせた。
ロシアプレミアリーグは、12月から3か月間の冬季中断期間に入る。
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