http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171115/K10011224921_1711152247_1711152248_01_02.jpg
およそ1万年前に絶滅した謎の肉食獣「ホラアナライオン」の赤ちゃんが、ロシアの永久凍土の中から極めてよい保存状態で見つかり日本とロシアの共同研究チームが詳しく調べたところ、この赤ちゃんは、5万年以上前に生まれたと見られることがわかりました。
「ホラアナライオン」はマンモスやサーベルタイガーと同じ時期にユーラシア大陸などに分布していた肉食獣で、およそ1万年前に絶滅したとされ、これまで見つかった化石の数も少ないため詳しい体の特徴などは謎のままとなっていました。
15日会見した研究グループによりますとこのホラアナライオンの赤ちゃん2頭がロシアのサハ共和国の永久凍土の中から、おととし見つかり、このうち1頭は、体長40センチ、重さ3キロで顔には毛が残り、まるで眠っているように見えるほど保存状態がよいということです。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171115/k10011224921000.html