賃貸大手「レオパレス21」(東京)にアパートの修繕費を支払っているのに、契約通りに修繕が行われないのは不当だとして、アパート計約60棟を所有する全国のオーナー45人が20日、同社を相手取り、支払い済みの修繕費計約2億4000万円の返還などを求める訴訟を東京地裁に起こした。
訴状などによると、原告らはアパートを建設し、同社に一括賃貸して賃料を受け取っている。原告らは2011~12年、1棟当たり月約10万円の修繕費を支払い、同社が屋根の塗り替えなどの修繕を定期的に行う契約を締結したが、ほとんど修繕されなかった。
レオパレス21は「訴状の内容を精査し、当社の正当性を主張する」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170921-OYT1T50024.html