トレンドマイクロは10日、米マイクロソフトが2007年に発売したパソコン向け基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」が、国内でまだ14万台以上で利用されているとの調査結果を明らかにした。マイクロソフトは11日、ビスタのセキュリティー対策などのサポートを終了する。
トレンドマイクロは、使い続けるとパソコンの乗っ取りや情報漏えいなどの危険性が高まるとして、新OSへのアップグレードといった対応を呼び掛けている。
同社の個人向けセキュリティー製品利用者の一部を対象に調査した。限定的なデータのため、ビスタの実際の利用者はさらに多いとみられる。
ビスタは不人気だったこともあり現在の利用者は多くないとされる。日本マイクロソフトはデータ未公表。【共同】
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/420875