5日午前10時40分ごろ、JR新神戸駅で、指定暴力団山口組の篠田建市(通称・司忍)組長が新幹線で到着した後、車に乗り込もうとした際、対立する指定暴力団神戸山口組系組員らが大声を上げ、警察官ともみ合いになるトラブルがあった。
神戸山口組系組員らは警察官に制止されながら、「おらあ」「サインくれ」などと怒声を上げ、駅構内は一時騒然となった。
捜査関係者によると、サインの要求は山口組側への挑発だったとみられるが、ある捜査員は「威力業務妨害容疑に問われないようにするためだったのでは」とも話した。
篠田組長が山口組総本部(神戸市灘区)で同日開かれる定例会に出席するため、新神戸駅を利用するとの情報があり、兵庫県警の捜査員が防弾チョッキを着て、数十人態勢で警戒していた。
http://www.sankei.com/west/news/160905/wst1609050076-n1.html