「全国高校野球・1回戦、富山第一1-0中越」(11日、甲子園球場)
中越の今村豪投手(3年)が、9回1死までノーヒット・ノーランを継続しながら、初安打を皮切りに連打を浴びてサヨナラ負けを喫した。
「1人、1人、1番から9番までしっかりと投げきりたい」と試合前に語っていた通り、立ち上がりから変化球を主体に両コーナーへきっちりと投げ分けた。八回2死満塁のピンチでは、強烈なピッチャーライナーを好捕。九回も先頭を中飛に打ち取り、大記録は目前に迫っていたが、右中間を破られる二塁打で初安打を許すと、続く打者に左中間へサヨナラヒットを浴びた。
打線は序盤からチャンスを作りながら、今村を援護できなかった。
今村は試合後、泣きじゃくりながら「四球でもいいと思って、コースへ投げたけど、内に入ってしまった。やり切ったといえばやり切ったけど、失投2球で負けたのは力不足で悔しい」と絞り出すように話した。
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160811-00000068-dal-base