OLに広まる“壊されたい願望” いまどき女性のSEX最新事情
芸能界はアモーレだ、ゲスだと話題が尽きないが、一般人の“絶食化”は深刻だ。
特に10代、20代の若い男子の童貞率は上昇し続けている。
一方で女子は好きな相手とする“普通”に飽き、刺激的で危険なセックスに走っているという。
「日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない」の著者(湯山玲子氏と共著)でAV監督の二村ヒトシ氏に、若い女性の最新性事情を聞いた。
「セックス中に『首を絞めて』とねだる一般女性が増えています。『顔を踏んで』とか『私を悔しがらせて』と、ある種の侮辱を求める女性もいます。
ノーマルな性行為に満足できない女性たちが“壊されたい”という願望を持っているようです」
愛撫とか挿入だけじゃ気持ち良くならない。かといって、本格的なSMプレーをしたいわけでもないという。
「首を絞められて気持ちが良くなるのは、酸欠状態になるからです。意識を飛ばさないと満足できない女性も増えています。
加えて『普通のセックスではないヤバいことをしている』という思いがより気持ちを高ぶらせるらしい。
オモチャを使ったプレーやSMのように、道具を事前に準備するプレーと違い、それらをカジュアルに味わいたいようなのです」
■Mを公言してかまってもらう
女性の社会進出も影響している。男性と肩を並べて好きな仕事をバリバリやれる環境を得て、外では完璧なOLを努めている反動からか、
「そういう女性の中には“冷静な自分をぶち壊してほしい”という願望を満たしてくれる男性を求める人もいます。
浮気で不実な男に執着する女性も多いですし、『私を知らない世界に連れて行ってくれるかもしれない』と思わせる男がモテることもあります。
だからといって安易な首絞めは、危険を伴うのでオススメできません」。
最近はやたらと「私、Mなんです」と言いたがる女性も多い。
「自己愛が強く、かまってほしい女性が増えていて、自らをMだと名乗るのです。聞いてもいないのに自分から『私、恋愛体質なの』と発言する女性も同じ。
彼女たちの多くは『ああしてほしい、こうしてほしい』といった欲望が強いのに、相手から嫌われたくはない。
この手のタイプは、自分の恋愛に対して真面目というか重く考えており、じつは自立できていない。
そのため社会で承認欲求を満たされない。セックスにかけるエネルギーも強く、相手の体と心を手に入れたいという思いもあるから、その分、尽くしてくれます。
妄想も激しく、女性自身の頭の中の“理想のセックス”を男性と共有しようとして、サービス、パフォーマンスは濃厚で、セックスだけの相手としてはエロいですが、
付き合うと面倒くさいことになります」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/lifex/183492/1