[ヘルシンキ 4日 ロイター] - ソーシャルメディア大手の米フェイスブックは、傘下の写真共有サービス、インスタグラムの欠陥を発見した10歳のフィンランド人少年に賞金1万ドル(約107万円)を贈った。
サービスのバグや脆弱(ぜいじゃく)性を発見したユーザーに賞金を提供する「バグ・バウンティー(バグ懸賞)」プログラムの一環で、10歳での賞金獲得は最年少。
少年の名前は「ジャニ」とだけ公表されており、年齢制限によりフェイスブックやインスタグラムのアカウントは取得していない。少年が新聞の取材に語ったところでは、動画共有サイトのユーチューブでコーディングの知識を身に付け、インスタグラムにハッキングしてアカウントからコメントを削除する方法を発見したという。
少年は「インスタグラムのコメント欄が悪意のあるコードに耐えられるか知りたかった」と話している。
バグは2月に発見され、すでに修正済み。少年は3月に賞金を手にしたという
http://jp.reuters.com/article/instagram-hacker-reward-idJPKCN0XX08I