http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/images/2016030901001714.jpg
横浜市立野毛山動物園は9日までに、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に分類され、世界で最も絶滅の危機にひんしているリクガメとされる「ヘサキリクガメ」の繁殖に、国内の動物園で初めて成功したと発表した。
動物園によると、ヘサキリクガメはアフリカのマダガスカル島北西部に分布。野生に約100~400匹しか生息せず、国内の動物園では同園で5匹だけ飼育されている。
唯一の雌が昨年10月に5個、同12月に4個、産卵場として準備した土の中に産卵。2月28日、うち1個から体重21グラム、甲羅の長さ4・1センチの赤ちゃんが誕生した。
絶滅危惧のリクガメ繁殖成功 横浜・野毛山動物園、国内初
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016030901001602.html