首相公式サイトサイバー攻撃か
12月10日 11時47分
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20151210/4193851.html
安倍総理大臣の公式サイトが10日未明から閲覧できない状態になり、国際的なハッカー集団、「アノニマス」を名乗る人物が、ツイッターでサイバー攻撃を行ったことを示唆する投稿をしていたことがわかりました。
事務所が状況の確認を進め、警視庁なども情報収集しています。
警視庁などによりますと、安倍総理大臣の公式サイトは、10日未明から障害が出て、午前11時現在も閲覧できない状態になっています。
インターネットのツイッターには10日午前3時半ごろ、国際的なハッカー集団「アノニマス」を名乗る人物が、このサイトにサイバー攻撃を行ったことを示唆する投稿をしていました。
大量のデータを送りつけて通信量をあふれさせる「DDoS」攻撃と呼ばれる手口とみられ、総理大臣の事務所が状況の確認を進めているということです。
国内では、アノニマスによるとみられるサイバー攻撃が相次いでいて、11月21日には、厚生労働省のホームページが攻撃を受けて、3日間、閲覧できなくなるなどの被害が出ています。
警視庁などは、情報収集を進めるとともに警戒を強めています。