仮想通貨ビットコインを発明したのは米ロサンゼルス近郊に住む64歳の日系米国人だと伝えて世界的に話題になった米誌ニューズウィークの記事を覚えているかもしれない。
ニューズウィーク記事は、ビットコイン生みの親とされた「サトシ・ナカモト」なる謎の人物を発見したと報道したのだが、この「スクープ」は間違いだった。ドリアン・ナカモト氏(出生時の名前がサトシだった)は後に、記事のせいで自分の生活は大混乱に陥ったとして、同誌を訴えている。
あの騒動がまだ記憶に新しいだけに、米誌「WIRED」のこの記事を共有するのも慎重になっている。記事によると、ビットコイン発明者「サトシ・ナカモト」は、44歳のオーストラリア人で暗号専門家のクレイグ・スティーブ・ライトという人の偽名だと言うのだ。
WIRED記事の筆者、アンディー・グリーンバーグ氏とグウセン・ブランウェン氏は「(ライト氏は)ビットコインを発明したか、あるいは私たちをだまそうと必死な、見事な詐欺師だ」と書いている。
以下ソース
ビットコイン発明者は「44歳のオーストラリア人」と米誌
http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-35048210
「ビットコイン発明者」を家宅捜索 シドニー警察
http://www.bbc.com/japanese/35048658