ふなっしー偽グッズ、初摘発 公認に混ぜて販売 容疑で通販業者を書類送検
2015年12月08日 16:53
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船橋市非公認ゆるキャラ「ふなっしー」の人気にあやかって作られたマグカップやTシャツなど不正商品やデザイン画など=船橋署
ゆるキャラ界の頂点に君臨する「ふなっしー」の偽グッズをネット通販で公認グッズに交ぜて販売したとして、県警生活経済課と船橋署は8日、不正競争防止法違反(混同の惹起)の疑いで東京都豊島区のネット通販会社社長の男(33)=同区=と同社従業員の男(34)=同=を書類送検した。同課によると、ふなっしーの偽グッズの摘発は全国で初めて。社長の男は「会社の利益のためだった」と容疑を認めている。
2人の書類送検容疑は共謀し、8~10月、同社が運営するふなっしーグッズのネット通販サイトで、マグカップなどふなっしー関連と連想させるグッズ3種類を公認グッズに交ぜて提示し、計38点を男女31人に計約15万3千円で販売した疑い。
同課によると、同社が販売していたグッズはマグカップのほか、アイフォーンカバーとTシャツ。社長の男が勝手にデザインしていたという。
同社はことし3月から、ふなっしーグッズの開発許可を持つライセンス企業と販売委託契約を結び、公認グッズのネックレスやぬいぐるみ、雑貨などをネットで販売。8月ごろから公認グッズに交ぜて不正商品を1980~4580円で売っていたらしい。
9月24日、関係者から相談があり発覚。同課などは10月29日、関係先を捜索するなどして捜査を進めていた。
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