【11月15日 Relaxnews】旅行業界がこのたびまとめた報告書で、近い将来、観光客の人気を集めると見込まれる国として、イランの名が挙がった。米国との関係が改善され、経済制裁の解除も近いと見込まれている。
今月上旬に英ロンドン(London)で開かれた旅行ビジネスの見本市「ワールドトラベルマーケット(WTM)」で発表された今年のWTMトレンドリポートによると、イランは中東の観光業の鍵となる可能性を秘めていると期待されている。
主な観光スポットは、古代ペルシャ史跡に加え、19か所もある国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産(World Heritage)。これは中東の他のどの国よりも多い。古代都市スーサ(Susa)と穴居生活が営まれているマイマンド(Maymand)の2か所の世界遺産登録は今年7月に決まったばかり。
さらにイランは、スキーリゾート19か所や登山やバードウオッチングが楽しめる自然遺産にも恵まれており、こうした隠れた名所のPRも推進していく考えだと業界関係者らは紹介している。(c)Relaxnews/AFPBB News
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