2015.10.15 11:28更新
「彼女が亡くなり人生いやに…」阪急京都線の踏切非常ボタン22回押す 男2人逮捕
http://www.sankei.com/images/news/151015/wst1510150031-p1.jpg
阪急京都線桂川西踏切の防犯カメラに映っていた小山豊容疑者=京都府警西京署提供
阪急電車の踏切の非常ボタンを不必要に押し、電車の運行を妨げるなどしたとしてとして、京都府警西京署と鉄道警察隊は15日、偽計業務妨害と鉄道営業法違反の疑いで、無職の林伸夫容疑者(43)と小山豊容疑者(27)=いずれも京都市右京区=を逮捕した。西京署によると、2人とも容疑を認めており、小山容疑者は「彼女が亡くなり、人生がいやになってやりだした」とも供述しているという。
逮捕容疑は、9月23日午後8時25分と28日午前2時35分ごろ、同市西京区の阪急京都線の踏切の非常ボタンを、異常がないにも関わらず押したとしている。
同署によると、今年4月から9月末まで、同じ踏切で同様の被害が約20件相次いでおり、関連を調べる。
阪急電鉄によると、同じ踏切で、非常ボタンが5、6日おきに押され、毎回、約5分程度の遅延が生じていた。同社は6月ごろ、踏切に防犯カメラを設置。10月初旬、西京署に被害届を提出していた。
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