[ベルリン 8日 ロイター] - 独自動車大手フォルクスワーゲン(VW) の排ガス不正問題をめぐり独検察当局は8日、ヴォルフスブルクにあるVWの本社、および関連先の家宅捜査を行った。
検察当局は、家宅捜査は排ガス試験をめぐる不正問題に関連する書類やデータ記憶装置などの押収が目的としている。
VWは調査に全面的に協力していると表明。広範囲にわたる書類を検察当局に提出したことを明らかにした。
欧州で800万台にのぼるディーゼル車に欧州連合(EU)の排ガス試験の結果を不正に操作することができるソフトウエアが搭載されていた問題については、ソフトが欧州の規則上違法であったかどうかは依然不明だが、ソフトには動力計が試験中であるか否かを認識する機能が備わっているとの認識を示した。
http://jp.reuters.com/article/2015/10/08/volkswagen-emissions-idJPL3N12841G20151008?sp=true