航空祭でオスプレイ展示計画/米軍三沢
三沢市の三沢基地で13日に開催予定の航空祭で、米軍がMV22オスプレイの展示を計画していることが7日、市などへの取材で分かった。
米軍がホームページ(HP)にMV22などの展示予定機を掲載したほか、三沢防衛事務所を通じ市や青森県に対し、三沢へ飛来する可能性があると連絡した。
MV22は垂直離着陸機V22の米海兵隊仕様機。国内では沖縄・米軍普天間基地に配備されている。
連絡を受け県は同日、防衛省と東北防衛局に対し、飛行ルートなど運用情報について、国の責任で関係自治体や地域住民へ事前に十分な説明を行うことなどを文書で要請した。
8日には市の基地安全対策連絡調整会議と三沢基地周辺町内連合会が、日米合同委員会合意を踏まえ、飛行経路は人口密集地を避けることや、
機体が不安定とされる回転翼から固定翼の飛行に移行途中の「転換モード」を限定することなどを、口頭で米側に求める方針だ。
三沢基地航空祭は空自が主催、米軍三沢基地などが共催する。空自はF2戦闘機の飛行やブルーインパルス(T4)のショーを予定。
また、米軍HPによると、米側はオスプレイをはじめE3早期警戒機、F15C戦闘機、B52爆撃機、無人偵察機RQ4(グローバルホーク)などの展示を計画している。
時間は午前9時?午後3時。入場無料。
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/kita_ar/20150908/201509070P092384.html