レース後のボルトがカメラマンと接触して転倒 左ふくらはぎに血
男子の200メートル決勝が行われ、世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)が、19秒55で4連覇を達成。
自身が持つ大会単独最多を更新する通算10個目の金メダルを獲得したボルトが、レース後、左ふくらはぎをケガするアクシデントに見舞われた。
場内を一周しながら、観客の声援に応えていたときだった。ボルトの横について撮影していたテレビのカメラマンが転倒。
巻き込まれる形でボルトも転倒した。
カメラマンは移動撮影用のレールを走る台車に乗っていたが、突然バランスを崩して台車から落ち、
スタンド側を向いて歩いていたボルトの背後から倒れ込んできた。ボルトは足元をすくわれるような形で後ろ向きに倒れ、
そのまま一回転。すぐに立ち上がったが、左足を痛そうにしながら顔をしかめた。
ボルトは「問題はない」と話していたが、左ふくらはぎ内側には擦り傷ができ、血がにじんでいた。
200メートル決勝では、100メートルに続いてジャスティン・ガトリン(米国)との接戦を制した。
ガトリンは19秒74の2位だった。
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