米国で保釈中に逃亡した男が映画出演、作品レビューでばれて逮捕
[シアトル 27日 ロイター] - 米ワシントン州で、過去に銀行強盗の罪を犯して服役し、保釈後に監視下にありながら行方をくらました男が映画に悪役で出演。その映画のレビューを読んだ保安官が気付き男を逮捕するという出来事があった。
ジェイソン・シュタンゲは10年近く服役した後、昨年、監視下での保釈が認められたが、社会復帰訓練所を出てからは行方がわからなくなっていた。
ここ数カ月シュタンゲの行方を追っていた連邦保安官らは先週、地元紙が取り上げた低予算のホラー映画のレビュー欄に載っていた写真を見てシュタンゲに気付いた。シュタンゲは不正を働く医師としてこの映画に出演していたという。その後シュタンゲはすぐに逮捕された。
この映画のプロデューサーは、シュタンゲの経歴はまったく知らなかったと述べたうえで「なかなかいい仕事をした。親しみやすい人柄で、周りから好かれていた」と話した。
そーす http://jp.reuters.com/article/2015/07/28/fujitive-turned-actor-idJPKCN0Q209N20150728