http://blog.esuteru.com/archives/8250953.html
・突如湧いて出てきた「田代まさしさんの書類送検騒動」だが、事件を最初に報じたTBSは、「田代まさしさん、スカート内を盗撮容疑で書類送検へ」という報道だったが、「田代まさしさん」という表現、もうひとつは「書類送検へ」という2つの表現が不審点だ、としている。
・芸能に詳しいライターの「北村ヂン」氏はこの件に関し「100%の確証ではありませんが、ガセの模様。いたずらで通報され、警察で話を聞かれただけで書類送検されたわけではないとか」と話している、とのこと。
― この話題に対する反応―
・ちゃんと取材してたところで、逮捕も送検もされてない段階で「書類送検へ」とかいう実名報道を出すマスコミは異常としか言いようがない。
・捜査に着手すれば必ず書類を検察庁に送付するから、「書類送検へ」は間違っている訳じゃないのだけど、一般の人は「書類送検=起訴されて裁判を受ける」と勘違いしているから、恣意的な言葉遣いだよねえとは思う。「嫌疑なしの不起訴処分(要するに無実だった)」の場合も、書類は送検してるの。
・キャンプファイヤーをしたい人たちにとっては事実かどうかなんてどうでもよくて、よく燃えて楽しめればそれでオッケーなんだよね。訂正は誤報ほど広がらず、誤報のほうが事実のように扱われて人々の記憶に残り続ける。
・夕刊フジは『現場にいた田代さんを任意同行して話を聴いたところ、盗撮を認めたという。』と書いていますが、これ伝聞形で書いてるので「事実ではない」と言われても逃げられるようになってるんですね。
・報道機関の「さん付け」「容疑者」は、逮捕されているか否かによって決まる。たとえ送検されず微罪処分になるとしても逮捕されたときから「容疑者」。事件が送検されても在宅なら、起訴されるまでは「さん付け」。検察官が公訴を提起すれば身柄の如何にかかわらず「被告」(法文では「被告人」。)となる。奇妙な感じはするのだが。
・…冤罪の可能性か。どうなんだろう。いたずらで通報とか本当だったら最悪に酷い話だけれども。本人凄く傷つくだろうしね。全然笑えないよ。