欧州でシェール革命は起きなかった

ポーランドはテキサス州とは違った－シェール掘削会社が降参
2015/05/12 14:26 JST

　　（ブルームバーグ）：英クアドリラ・リソーシズが2009年、ポーランドでオフィスを開設した当時、同社には楽観的になる理由があった。
シェールブームによって米国は世界最大の天然ガス生産国へと変貌しつつあった。欧州でその成功を再現しようとする企業にとって
ポーランドは次なるテキサス州のように見えた。

それから６年が経過した今、クアドリラはまだポーランドで同社初のガス井を掘削していない。ポーランドは欧州で最も水圧破砕法の
採用に積極的だ。米エクソンモービルやシェブロン、英・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェル などスーパーメジャーと呼ばれる国際石油
資本は計画を断念し撤退している。

クアドリラのポーランドでのガス井サービス担当ディレクター、マレク・マデジャ氏は「容易ではない。欧州では掘削コストが米国と比較
してかなり高く、各段階で非常に多くの規制がある」と指摘する。

欧州はロシア産ガスへの依存度低下を望んでいるにもかかわらず、シェール革命は不発に終わっている。地質学的な開発の困難さや
環境への影響を懸念する厳しい反対運動、複雑な規制、ウクライナでの内戦により投資家の熱意は冷め忍耐が続かなくなっている。
欧州ではロシアからの輸入分も含めガス価格が原油価格に連動するため、原油相場が３月に１バレル＝50ドルを割り込んだことが
最後の一撃となった。

ユーラシア・グループの世界エネルギー・天然資源担当ディレクター、マイケル・バロン氏（ロンドン在勤）は「欧州での問題は、相乗効果
と費用効果を生み出すために不可欠な本数のガス井を掘削することができないということだ。欧州では米国で実現したような変革は
起こらないだろうということは明らかだ」と述べた。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NO7W816K50XS01.html

映画『プロミスト・ランド』
https://www.youtube.com/watch?v=p-rpLF-xi_M

この映画つくるの早かったのか、この時期に作っておいて良かったのか
俺も1～2年前はシェールガス革命ってのがこれから来るんだぜ的な話を
人に話してたよ

友人がメタンハイドレートで革命が起きる！って豪語しててつらい

米国も微妙なんじゃなかったっけ、去年の奴だけどこう書いてあるし
http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2014/08/post-3351.php
結局思った値段で売れないのが原因ぽいけど本当はどうなんだろうな
既存利益を守りたいだけじゃないかと思うんだが

既得権益な

迷ったけど既存利益のほうがいいかなって思った

中東が原油価格爆下げした時はエネルギー権益ってえげつねぇなと心底思った

>>4
既得権益を守りたいのは中東側でしょ
石油メジャーは国籍なんてどうでもいいわけだし
だからこそシェアを守りたいサウジあたりが価格下落しても生産減らさなかったわけだし

資源国同士であんな潰し合いがあるとは
資源があったら無敵だって思ってたのに

諦めんなよ！俺達のガソリン代がかかってんだぞ！

>>9
やっぱ位置版は経済力でない？
中国があれだけ人権無視してても叩かれないのは経済力があるからだろうし