米SanDiskは4月27日(現地時間)、データセンター向けPCI Express接続SSD「Fusion ioMemory」シリーズの新モデルを発表した。
Fusion ioMemoryシリーズは、仮想化やデータベース、リアルタイム金融データ処理や、3Dアニメーションなど混合使用のワークロード向けに設計された高速SSD。新世代Fusion ioMemoryは、SanDisk製NANDフラッシュの搭載、新たなVirtual Storage Layer(VSL)データアクセスアクセラレーションソフトにより、前世代モデルの「ioDrive2」シリーズと比較して4Kランダムリード性能が2倍に向上し、価格が最大61%引き下げられたことで価格性能比では4倍に向上したという。
今回リリースされるのは「SX350/SX300」シリーズ、「PX600」シリーズ。共にPCI Express 2.0 x8接続となるが、うちSX300、PX600シリーズはブレードサーバー向けのメザニンカードとしても供給される。容量はSX350/SX300シリーズは1.25TBから6.4TB、PX600シリーズは1TBから5.2TBまでラインナップされる。
そのほかの主な仕様はモデルによって異なるが、最大転送速度がリード2.8GB/sec、ライト2.2GB/secで、リード/ライトレイテンシは79μs/15μs。4Kランダム性能はリード最大350,000IOPS、ライト最大385,000IOPSとなっている。
対応OSはWindows Server 2008 R2 SP1/2012/2012 R2、各種Linux/UNI、及びVMware/Hyper-V/Oracle VMなどのハイパーバイザー。
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/700/000/01_s.png
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20150428_700000.html