流通大手「イオン」は、全国にあるグループのスーパーで販売した魚や昆布を使った商品の一部で、原材料には使用していない乳成分が検出されたことから、アレルギー症状を引き起こすおそれがあるとして、およそ3万4000個を自主回収すると発表しました。
イオンが自主回収するのは、イオン、マックスバリュ、ダイエー、マルナカなど全国にあるグループのスーパーおよそ750店舗で販売された「トップバリュまぐろ昆布」のうち、賞味期限がことし5月13日までの商品です。
会社によりますと、先月から今月にかけて行った工場に対する定期検査で、この商品の一部から、本来原材料として使用していない「乳成分」が検出されたということです。
会社では現在原因を調査していますが、場合によってはアレルギー症状を引き起こすおそれがあるとして、およそ3万4000個を自主回収することにしました。
「イオン」は、店頭からは商品をすでに撤去しており、これまでのところ健康被害の情報は寄せられていないとしています。
イオンは「お客様にご心配とご迷惑をおかけしておわび申し上げます」と話しています。
ソースはこちら http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150413/k10010047111000.html