人気プロレスラーの天龍源一郎さんが現役を退くことを表明しました。リングの上で常に全力で戦う姿を見せてくれた天龍さんの「今度は俺が妻を支えていく番だ」という言葉は、多くの男性にとって感じるものがあったことでしょう。彼の言葉には、やりたいことをやり抜いた男のロマンが込められています。
“やりたいことをやり抜く”という生き方はビジネスにおいても当てはまることです。出る杭は打たれるという会社組織の中においても、自分のやりたい仕事に一心不乱に打ち込んでいる人は意外と打たれないものです。周囲の人たちも、好きな仕事に邁進している人に対しては温かく見守ってあげることが多いものです。
今回は天龍源一郎さんを例に挙げて“やりたいことをやり抜く”という視点でお話しを進めていきましょう。
■やりたいことをやり抜いた男の言葉は「今度は俺が妻を支える」
スポーツ紙各紙で報道されたとおり、天龍さんの廃業理由は体調の良くない奥さまを支えたいというものです。マスコミの中には「天龍自身の体力の限界もある」と論評していた記事もありましたが、私は天龍さんのコメントから、彼は自分の好きなことをやり切ったのだなと感じました。
引退発表会見での天龍さんのコメントを以下に抜粋します。
「ここまでプロレスラーを続けてこられたのは家族の支えがあって、こんなワガママな天龍源一郎をプロレス一本でやって行けるようにずっと支えてくれたのですが、一番支えてくれた家内が病気になりまして、そのことも相俟って、今度は俺が妻を支えていく番じゃないのかと思いました。」
以下ソース
http://www.bizcompass.jp/original/re-tips-013-13.html?m=tw131201