矢祭町が住基ネット接続 全国で最後
住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)に全国で唯一、接続していない矢祭町は30日、他の自治体との試験通信を目的に接続を
開始する。19日、県に意向を伝えた。全国の全市区町村の接続が初めて実現する。
住基ネットの接続が必要条件となる「社会保障・税番号(マイナンバー)」制度の番号通知を10月に控え、町は平成26年度から
マイナンバー運用のためのシステム改修費を予算計上し準備を進めてきた。運用を間に合わせるためには年度内の住基ネット接続が
必要と判断した。
同町は個人情報の漏えいの危険性などを理由に接続には依然として消極的な姿勢を示している。古張允町長は「マイナンバーは
法定受託事務のため、接続は避けては通れない。ただ今は準備の段階にある」と話した。
http://www.minpo.jp/news/detail/2015032021650